「病気」というほどでもない、しかし、何となくずっと疲れが抜けない、身体がだるい、頭が重いといった症状を抱えている方は、結構多いのではないでしょうか。「病名」がつかないだけに、よりいっそうつらいものがあるのではないかと思います。そのような、「何となくの体調不良」に、大きな効果が期待されているのが、ツボ療法です。
足つぼ療法とは、足の裏に存在する経穴(ツボ)を刺激することによって、全身の健康を管理する、さらには、向上させようというものです。足つぼの刺激方法には、主に、次の4つの基本的な方法があります:
●なでる、さする
血液とリンパの循環を活性化し、新陳代謝を活発にします。精神をリラックスさせる効果が期待できることから、全体の治療の初めと終わりに行うとよいとされています。
●叩く、突く
消化器系が弱っているときには、消化器系のツボを叩きます。交感神経が正常に活動していないときには、ツボを突くことによって効果が現れます。
●もむ
足の裏からすねまで使えるテクニックです。血行が良くなり、各器官の機能が高まります。また、筋肉の疲労回復にも効果があるといわれます。
●揺らす、ふるわす
ツボとよく似た効果をもち、身体の臓器や組織と対応したゾーン(反射帯)を振動させると、副交感神経が活発に働くようになります。消化器系の疲労回復に効果があるといわれます。この方法は、人にやってもらうとより効果が高まるとされています。
これらの4つの方法に加えて、さらに効果をあげるテクニックがあります。それは、親指をカギ字にして押す方法である「カギ字親指法」、および、指を曲げてその角で押す方法、「指角法」です。
足つぼを刺激するときの注意点についてご紹介します。足ツボを刺激すると痛みが走ったり気持ち良かったりしますよね。ついつい足つぼに病みつきになってしまうこともあります。しかし、何事もやりすぎは禁物だといえます。また、人によってそして体調によっては足ツボを刺激をしないほうが良い人もいますし、足つぼを刺激してはいけない人もいます。
それではいつ、、そしてどれくらいの刺激が丁度良いのでしょうか。それは1日に15分から30分が水準といわれています。なるべく夕食のあとにして1時間~2時間後のリラックスしたときに実践すると効果が有るといわれています。ツボの刺激法をマスターするとついつい不快なってしまいますので毎日続けたくなるかもしれません。しかし、続けてツボを刺激するよりも休みを挟んだほうが効果が大きいこともあります。
筋収縮性の頭痛などの場合は、一回の刺激でスッキリと痛みが引いてしまうことも有ります。また、相当の長いあいだにわたって治療を続けることが必須な病気も有ります。病気の種類やレベルによっては治療日数はかなり違います。急性のケースの場合はやや早く治りますし慢性の病気であるほど長期間を要するようことになります。数ヶ月間、もしくは数年かけて出てきた慢性の病気を治すためにはやはり数ヶ月もしくは数年の治療年月が必要になります。
