どれほど睡眠を取れば、十分であるかということは、個人差があります。従って、何時間、睡眠時間をとるべきであると、一概に言うことができません。しかし、昼間に、頭がぼーっとしたり、身体全体が重い、けだるいというときは、睡眠時間が足りない、あるいは、質が良くないという可能性が考えられるのです。
そういった場合には、ツボを刺激することで、効果が得られることがあります。高ぶっている神経を休めるためには、頭の百会(ひゃくえ)、耳の後ろの完骨(かんこつ)のツボを刺激します。背中の隔愈(かくゆ)も、自律神経の狂いをただし、いらいらを鎮めるツボとして使います。
●百会
頭のてっぺん、左右中央の線上にあります。
●完骨
耳の後ろの硬い骨をさぐります。この骨のうしろの下にあります。
また、足つぼでは、足のくるぶしの中封(ちゅうほう)を集中して刺激します。これは、神経症によく効くツボです。
●中封
内くるぶしの頂点から、足の甲の方向へ斜めに下に指でさぐっていくと、へこみがあります。ここが中封のツボです。
その他、寝つきを良くするためには、足の裏全体をよくもみほぐすようにすると効果があります。ストレスが原因で、不眠になることもあります。生活環境を整えることも大切です。昼はなるべく身体を動かし、夜は音や光を抑え、気持ちがリラックスするようにしましょう。ホットミルクに、ちょっとお砂糖を加えて、甘くして飲んでもいいかもしれません。気持ちがほっと落ち着いて、ゆっくり眠れるようになるのではないかと思います。
足つぼの手技療法の刺激法についてご紹介します。足ツボ療法はとても注目を集めていますよね。日本が発祥で発展した指圧の他にも世界には「手当て」といえる手技療法が有ります。例えばあんまは、中国が発祥で発展した手技療法です。また、マッサージは西洋が発祥で発展した手技療法です。手技療法の刺激法には6つのものがあります。
まずは1.さするです。マッサージで中心となる刺激法なのですが、背中はツボの位置にてのひら全体をつけてなでてあげて腹部はみぞおちからわき腹にかけて親指を肋骨の下において骨にそってさすります。マッサージをする場合には手を滑りやすくするためにオイルなどの潤滑剤を皮膚に用いることが有ります。
次に2.もむですが、揉むという方法はあんまで中心となる刺激法です。揉むときは軽く指を曲げてからてのひらのつけ根を皮膚にくっ付けます。そして急がないでゆっくりと右回りにまわしていきながら背中から腰にかけてもんでいきます。つぎに3.こねるえすが、上腕や前腕、背中、腹部、太もも、すねなどの筋肉は両方もしくは片方の手のひらでこねるように筋肉を動かしていきます。
