特に女性の、大きな悩みのひとつとして、手足の先がずっと冷たい、冷え性ということがあるのではないかと思います。夏、額には汗が流れているのにもかかわらず、手足は冷たいままであることを訴える人は、案外多いのです。しかも、やはり女性に多いのが特徴です。東洋医学では、冷えは、肝経(かんけい)と腎経(じんけい)という、特定の経絡に気血のとどこおりがあることによって起こると言われています。
そのため、治療の際には、これらの二つの経絡に所属するツボを中心に、治療を進めていきます。腎経では、足つぼの湧泉(ゆうせん)と太けい、肝経では、やはり、足つぼの太衝(たいしょう)というツボを刺激していきます。さらに、足の三陰交(さんいんこう)も、効果的とされています。足つぼ以外では、おなかの中かん、背中の肝愈(かんゆう)も、補助的な効果があると期待されています。
一方、冷え性とは逆の症状ですが、ほてりを感じるという女性も多いようです。中には、冷え性であり、かつ、ほてりもあるという人もいます。全く正反対の症状に思える、冷え性とほてりですが、いずれも、血液の循環がスムーズに行われていないことが、原因であるという点で、共通しています。ほてりの場合にも、刺激するのは、冷え性の場合と同様のツボとなります。
足つぼを丹念に指圧する他に、しょうが灸を毎日続けるというのも、効果があるとされています。また、冷え性解消のために、日常生活の中でも、足をよく動かすようにしてみてください。足首を回したり、青竹踏みをするのも、足の裏全体にわたる足つぼをまんべんなく刺激するのに絶好の方法であると言えるでしょう。
ダイエットをしたいと考えているかたは体脂肪も気になる存在ですよね。そんな気になる体脂肪には足ツボを刺激すると効果があるようです。ダイエットをしてやせようやせようと思っていても鏡に写った自分の全身の姿を見てみるとからだのいろいろなところにぜい肉が!なんてことありますよね。
そんな要らないからだのぜい肉はどんどん落として生きたいものです。体脂肪を落とすためには滞りがちな血行を促進して老廃物の排出を促すツボへ刺激をすると効果があります。毎日の日課に足をもんで、代謝を高めながら脂肪の貯まりにくい体に改善していきましょう。血行を促進して体に貯まってしまった老廃物を追い出すためには腎臓の働きを強めることが大切になってきます。そして、無駄な過食を防ぐためには食欲を抑えるためのツボも併せて刺激するとよいでしょう。
食欲を抑制するためのゾーンは、親指と人差し指全体または両指の付け根のふくらみ部分が対象範囲となり、このゾーンを刺激することによって食欲を抑制してくれますから過食を防いでくれます。刺激をする目安として左右の足でだいたい1分から2分間ずつ押しもんでみるとよいでしょう。
腎臓は土踏まずの上のほぼ中央に位置しており副腎はその腎臓のゾーンのすこし上に位置しています。これらのツボを刺激することによって体脂肪の燃焼を促進してくれますし老廃物を体外へと排出する効果をえることができます。刺激をする目安としては食欲を抑制するゾーンと同じように左右の足をそれぞれ1分から2分間ていど押しもんでみましょう。
