つらい腰痛をもっているかたには足ツボを刺激してみることをおすすめしたいと思います。実は現代人の宿命の苦痛と言われている腰痛なのです。人は、体重のほとんどを腰で支えているので腰に負担がかかりやすいのです。そして筋肉疲労から腰痛になるケースが多いようですが、内臓の不調やストレスからくる腰痛もあります。腰痛は慢性化しやすいので気をつけましょう。
腰痛を緩和するためには、万能のツボといわれている湧泉があります。ほかにも内臓を支配する腎臓などの足裏の中心にしている位置するゾーンを刺激してあげましょう。かかとにある坐骨も併せて揉んであげると効果的だとおもいます。湧泉(ゆうせん)ですが、湧泉は、体力や気力を高めて体全体を元気にする万能のツボです。土踏まずのやや上の中央で、足の指を曲げてへこんだ場所にあります。両手の親指の先を使いながら強く押し揉んでいきます。3秒くらいの間隔で押したり弛めたりの刺激を交互におこなっていき湧泉が温かくなるまで繰り返していきます。
腎臓(じんぞう)ですが腰痛の原因として内臓のはたらきが悪くなっている場合には、体全体にエネルギーを送り出す場所であり、なおかつ内臓の要である腎臓を刺激してあげると効果的だとおもいます。坐骨(ざこつ)については、お尻の骨である坐骨の場合、座ったときに体重が最もかかる部分だといえます。そのため、右腰が痛いときは右足、そして左腰が痛いときは左足というような具合に、痛い方の足裏を重点的に刺激してあげましょう。両足を揉めば予防効果が期待することができます。
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足つぼ療法は、最近とても人気があるようです。実は、このツボ療法は、かなり長い歴史を持っています。針灸の起源は古代中国です。今から、およそ2000年以上も昔から、人間の身体の特定の場所を温めたり、あるいは、石などで刺激したりすることによって治療の効果が得られるということを、その当時の人々は、すでに知っていたのです。どの場所に、どんな刺激を与えればどのような病気にたいして効果があるのか、医学者たちは経験を積み上げていきました。
そして、それらの成果を一冊の本にまとめたのです。それが、今日でも残っている、最古の医書である『黄帝内経』です。この書には、人体の生理、病理、養生法について記述されています。また、それに針灸治療の基本となる、ツボ(経穴)や、ツボを結んだ経絡、および、治療に関する理論などが解説されています。中国のこうした理論が、日本に伝えられたのは414年だとされています。
しかし、その後、針灸が一般に広がるまでにはかなりの長い年月がかかりました。一般の人たちが、針灸の恩恵を受けられるようになったのは、室町時代に入ってからだと言われています。そして、江戸時代には、日本独特の針灸治療が生まれました。しかし、江戸時代に発展をとげた針灸治療は、明治維新以後、西洋医学の導入の中で、衰退していくことになります。
